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F |
P |
M |
S |
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thumb |
227mm×158mm | …… |
…… |
…… |
2 | 258mm×179mm | …… |
…… |
…… |
3 | 273mm×220mm | 273mm×190mm | 273mm×160mm | 273mm×273mm |
4 | 334mm×243mm | 334mm×212mm | 334mm×190mm | 334mm×334mm |
6 | 394mm×318mm | 394mm×273mm | 394mm×243mm | 394mm×394mm |
8 | 455mm×379mm | 455mm×334mm | 455mm×273mm | 455mm×455mm |
10 | 530mm×455mm | 530mm×394mm | 530mm×334mm | 530mm×530mm |
12 | 606mm×500mm | 606mm×455mm | 606mm×394mm | 606mm×606mm |
15 | 651mm×530mm | 651mm×500mm | 651mm×455mm | 651mm×651mm |
20 | 727mm×606mm | 727mm×530mm | 727mm×500mm | 727mm×727mm |
25 | 803mm×651mm | 803mm×606mm | 803mm×530mm | 803mm×803mm |
30 | 910mm×727mm | 910mm×651mm | 910mm×606mm | 910mm×910mm |
40 | 1000mm×803mm | 1000mm×727mm | 1000mm×651mm | 1000mm×1000mm |
50 | 1168mm×910mm | 1168mm×803mm | 1168mm×742mm | 1168mm×1168mm |
60 | 1303mm×970mm | 1303mm×894mm | 1303mm×803mm | 1303mm×1303mm |
80 | 1455mm×1122mm | 1455mm×970mm | 1455mm×894mm | 1455mm×1455mm |
100 | 1622mm×1303mm | 1622mm×1122mm | 1622mm×970mm | 1622mm×1622mm |
120 | 1930mm×1303mm | 1930mm×1122mm | 1930mm×970mm | 1930mm×1930mm |
150 | 2273mm×1818mm | 2273mm×1621mm | 2273mm×1455mm | 2273mm×2273mm |
200 | 2601mm×1939mm | 2601mm×1818mm | 2601mm×1621mm | 2601mm×2601mm |
300 | 2909mm×2182mm | 2909mm×1970mm | 2909mm×1818mm | 2909mm×2909mm |
500 | 3333mm×2485mm | 3333mm×2182mm | 3333mm×1970mm | 3333mm×3333mm |
F | P | M | S |
---|
A |
B |
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0 |
841mm×1189mm |
1,030mm×1,456mm |
1 |
594mm×841mm |
728mm×1,030mm |
2 |
420mm×594mm |
515mm×728mm |
3 |
297mm×420mm |
364mm×515mm |
4 |
210mm×297mm |
257mm×364mm |
5 |
148mm×210mm |
182mm×257mm |
6 |
105mm×148mm |
128mm×182mm |
7 |
74mm×105mm |
91mm×128mm |
8 |
52mm×74mm |
64mm×91mm |
9 |
37mm×52mm |
45mm×64mm |
10 |
26mm×37mm |
32mm×45mm |
11 |
18mm×26mm |
22mm×32mm |
A | B |
すでにキャンバスを使って何らかの制作をなさっている方には、いまさらわざわざ解説してもらう必要などないでしょうが、これから油絵を始めてみようと考えている方々のために多少ご案内してみたいと思います。 油絵を制作する場合、一般的にはキャンバスというものを土台として描きます。これは簡単に言ってしまうと、麻糸を織った布に油の吸い込みを押さえるために膠などを塗り、さらにその上にファンデーションを塗って、それを木枠に張ったものです。しかし、絶対にこのようなキャンバスでなければならないという訳ではありません。昔は木の板を使っていた時代もあったようですが、現在、油絵を描く場合は、麻布を使うのが一般的です。 既製のキャンバスの規格には F, P, M, S の4つのプロポーションが用意されています。同じ号数であれば長編が同じで短編の長さが変わります。Sサイズが一番幅が広くて、表を見てわかるとおり、全号にわたって正方形のプロポーションを成しています。以下、幅の広い順に F, P, M となっています。 |
粗目 中目
細目
一口にキャンバスといっても、今では素材も形状もテクスチャも様々です。キャンバスを木枠に張らずにボード状にしたもの、綿や化学繊維を使ったものなどもあり、織り目の粗さでは、荒目、中目、細目、さらには織り目をつぶしたフラットのものもあるようです。これらは好みであったり、表現上の理由でそれぞれを使い分けることになると思います。 |
キャンバスを張るときは、張りむらがなく、指でたたくと太鼓のような音がするほどピンと張っているのが理想です。キャンバスを張り終わってみたら、部分的にしわが寄っていたり、全体に張りが弱くて緩々になってしまった…というときは、わずかな張りむらであれば、タックスを抜いて張りなおすのではなく、霧吹きをするか、水を含ませた刷毛やタオルでキャンバスを濡らしてください。そのまま乾かせばピンと張ってきて、しわも消えます。 また、タックスを打ち込むとき、キャンバスや木枠にめり込むまで打ってしまうと、キャンバスにタックスの頭で丸い穴を開けてしまい、タックスが効かなくなりますので注意が必要です。 張りキャンバスばかり使っていて、キャンバスを自分で張ったことがないという人も多いかもしれませんが、出来れば自分で張れるようになりましょう。 |
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キャンバスタックスの打ち順は内から外へ タックスを打つ順番は、左の図のように真ん中から外側に向かって打ち進めていきます。四隅の処理は、キャンバスを折りたたんでまとめて打ち留めます。 打ち始めの③④のように真ん中に木枠が通っていない場合は木枠が反ってしまうほどに強く張ってはいけません。 |
一般的にキャンバスといえば既に白い地塗りが施されたものを使用することが殆んどです。そのような地塗りがされていないキャンバスも当然市販されてはいますが、麻布本体の色や肌合いを必要とする特殊な表現上の理由がないのであれば、わざわざこれを使ってあらためて白い地塗りをする必要はありません。 さて、ここでお話しようとしているのは、使用上必要不可欠な地塗りのことではありません。油絵具の場合、程度は様々ですが、基本的に透明性を持っています。そのため、下に塗られた絵の具層の色が上に重ねる絵の具の発色に影響します。この事は不便に聞えるかも知れませんが、発色に深みを持たせるにはぜひとも必要な性質でもあり、油絵を制作する際は十分に考慮しなければならない要素です。 特に人物の肌を描く場合、その効用は顕著に現れます。自分の肌を見てください…。肌の表面は完全な不透明ではありません。その下に隠れている血管や筋肉、血流の状態など、様々な色が表皮を通して見えているはずです。そして、それらを描ききることでみずみずしく透明感のある肌が描けるのです。入門段階にある方にはちょっと高度な技かもしれませんが、油絵を制作する以上は避けて通れないテクニックです。ぜひとも習得してください。 |
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左の図は地塗りの影響を極端に示したもので、完全な不透明でない限り、すべての色は下地に塗られた色の影響を受けることになります。 |
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